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Mocca ビスクの剣

BSQに暗黒期終焉をもたらし、その後に続く栄光の土壌を形成した名将。
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本隊を形成するに当たって癖のあるBSQに対し粘り強く集合をかけ、長期的に指揮を執ることによって経験を積み誰もが認める指揮官となった。

長い経験により成長し、布陣位置や進軍経路、集合位置といった本隊戦のノウハウを蓄積させていく。歴戦のELG兵と名将を相手したことを考えれば、実は指揮官として成長が著しく学習能力が高かったと言える。

・特異な本隊アプローチ
勿論愚将や凡将ではないが、最終的に他の卓越した指揮官と比べると見劣りした。

これは確固たる本隊戦の知識や理論から戦術を立てているわけではなく、徹底した集合という側面から本隊を捉えた指揮官だった事に起因する。
そこに経験上得た行動パターンを合わせ作戦を実行して行くタイプの指揮官で、通常の指揮とはアプローチの仕方も異なるし、そもそも思考の出発点が異なった。

勿論通常の本隊は当然の事として集合を重視するが、Moccaタイプの指揮は既に述べた通り思考の出発点が異なるのだ。それの事を前提するとMocacの指揮は理解しやすい。
これはビスコのせつこもこのタイプの指揮官である。

日本語でOK的解説となったが、要約するとMoccaやせつこ指揮は、通常の指揮と思考の出発点もアプローチも異なるのだ。

現在のWarAgeにおいてこの思考パターンの本隊は珍しい物と言える。

・深夜本隊
早くて22時。通常は日付変更かその一時間前にIN。深夜に活動がピークを迎える。

ICHでよく声を出し、フィールド内に散らばった自軍の戦力を集中させELGを各個撃破。これが世に言うMoccaの深夜本隊である。

ただゴールデンタイム以外でのこのような戦術は、jes、emanon、アルベルト、シエラも好んで行い、彼らとそれを行う時間帯が違うと言うだけの事であり、この行為を糾弾するのは疑問がある。この戦術は、Moccaと同軍のゲストも得意とする。

しかし当然時間帯を問わない轢き殺しは、ELGは勿論の事ソロプレイヤー(勢力問わず)から目の敵にされ、1Mocca(1Mocca=10人)と言う単位を生んだ。

・Moccaが指揮をしだした時代
当時、今振り返れば過去最大のBSQ暗黒期にMoccaは指揮開始した。

余りに負けが込んだ上、数差がE100に対してB50という絶望的な状況にまで陥ったBSQ。Bが100集めると対するEは120~150を招集。

内部抗争が激化しゲストが指揮を辞した後、誰もが指揮を取らなくなりBSQ首脳部は空中分解。ELGと比べスタンドアローンな戦術を好んだBSQは最大の危機を迎える。そんな中指揮を開始したのがMoccaである。

BSQが本隊を形成せずとも、ゴールデン帯となれば人数も増えフィールド人口は飽和し、ELGも自然と本隊を形成せざるを得なくなる。ELG本隊に対しされるがままのBSQ。

戦う相手は、歴戦ELG兵とそれを率いるELGの名将達で、素人同然のMoccaはかなり分の悪い勝負を余儀なくされた。数、戦意、指揮としての経験、総てにおいて相手より下。当然勝てるわけもなく負けが込んだ。そんな中Moccaは、ゾーンB54、本隊B15、さらに進めば進むほど数が減って行く、そんなボランティア本隊と揶揄される本隊を形成し対抗し続けた。

ルゥのように閃きもなく、わらいおとこのような卓越した戦術眼もなく、アルベルトのような強兵にも恵まれず、emanonのような強権も持たず、kinyのような経験も頼もしさもない。Moccaにあったのは、今日負けても明日また再びELGの前に立ちふさがるという粘り強さだった。

・Moccaの功績
BSQの性質を理解し、本隊戦を平均点理解し、また集まらない時期に粘り強く本隊を召集する。この様に指揮官として大事な要素はクリアーしていたが、反面Moccaに特筆すべき戦術クオリティーはない。

だがMoccaの指揮の特徴として、指示の透明性の高さが上げられるだろう。

BSQの前任者達の一部は、劣勢になると各々の判断で勝手に引き上げる友軍戦力に対し、虚偽情報を流しさも自軍がまだ有利な戦いを展開しているor戦線が維持できているといった状況を再三演出した。

これは時には良好な結果をもたらし、戦線を盛り返し勝利を得ると言う結果得たが、大半が失敗し結局は指揮官と言う物自体への信頼性を著しく失墜させた。指揮官が現状と真逆のことを言っているのだ。ベテラン兵皮切りに兵の不信感は最高潮に達し、各自判断で進退を決定すると言うBSQの性質に拍車をかける結果を招いた。

Moccaはこの点に着目し、負けているときは負けている。撤退するべき時は撤退と宣言し指揮官の信頼性の回復を粘り強く行った。

・総見
個人的な意見としてあの時Moccaが粘り強く指揮をしなかったらBSQは滅亡、ルゥがペット本隊で港を蹂躙した時のように戦争終了。 圧倒的な人数差がつく中、平和は時代が訪れたことだろ(WarAgeはしばらく機能停止しただろう)。

現在のBSQは、Moccaが再編成した組織の遺産の上に成り立っている。勿論Moccaに引き継がれるまで指揮を維持したゲストの功績も無視できない。

同じ負け続けた指揮官ピレスとは大きく違い、冷静な判断力と指示透明性のは比較にならない。指揮能力の是非は、勝敗だけに求められる物ではない。

過去現在を通してMoccaほど負けた指揮官はいないだろう。しかしMoccaの置かれた状況を考えれば、これはむしろ誇るべきことである。
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