異色のN出身の指揮官。縦横無尽、堅実だが柔軟で大胆不敵。
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N出身という異色の指揮官。
両軍ので指揮経験がある指揮官の一人で、どちらでも十分な戦果を上げた。
その後長年ELGで指揮を執り多少の劣勢を物ともしない指揮手腕はELGの黄金期を常態化させた。
暗黒期の危機を3度脱し、暗黒期を1度解消した功績は大きい。
しかしその長い指揮期間は、存在自体が老害と言う弊害を伴い後進輩出という点においては阻害となった。
自軍と相手の相対的な戦力分析が早く、それに対する対応が正確。
状況の分析とそれに対する戦術の構築能力が卓越しており特筆して高いと言える。
だが、彼の成果は、ELG兵の涙ぐましいまでの助力と言う点が大なのは忘れてはならない。
本隊は、何より指揮官と本隊参加者の調和が重要である。
・前状況の活用能力その本領の戦術は、速度を重視した軽快な連戦である。
敵の先行組みを叩き、その勢いで敵本隊も叩くと言う雷鳴のような電撃戦。
敵は、ともすれば本隊がぶつかる前に先行部隊が壊滅し、戦う前段階で敗北したような状態となってしまう。
機動を繰り返し、敵本隊の移動中に突撃そのまま追撃と言った華麗な手腕も見せる。
勝敗に拘る性癖があり、勝つためなら持久戦も辞さない狂信的な本隊脳と成り下がっているが、本来は軽快な進軍による連戦が、彼の本領であり特徴であろう。
この軽快な進撃は、『前状況の活用能力』の高さによる。
つまり一度戦いだすと、前段階の状況活用に長けるため、相手は勝利・敗北に係わらず連鎖的にはまっていく。
この主導権を握る巧みさが、彼を他の指揮とは違う指揮官たらしめる持ち味だ。
むしろ敗北した後の方が、明快かつ的確な判断下していると言っても過言ではないだろう。
本隊は勝利した後の方が、特定の重要CC攻略など定型通りに動くからだ。
且つ当然油断と言う心理的な弱点も発生する。
これは勝つためなら狂気的な持久戦すら実行するような状況でも発揮されている。
ここにELG兵の本隊への涙ぐましい貢献が、ELGに半年近くに及ぶ栄光をもたらした。
・新時代の本隊。CC戦術の提唱者。ISH活用法の証明者。ペリドット修正と同時に、本隊でのCC移動をいち早く取り入れ積極的に活用した。
これに対しBも指揮官達もCC機動の重要性に着眼し、CC機動を多用する事になる。
彼がCCを活用しなくても誰もが必ず使い、現在のようなWarAgeになったことは間違いないだろう。
だが、いち早くその有用性に目をつけ常に積極的に活用したた先見性は、特筆に価する。
彼のペリドット修正直後からの積極的なCC活用は、WarAge本隊を半年加速させたと言っても過言ではない。
(*裏を返せば半年寿命を縮めたとも言えるが。)
新時代のWarAgeにCC活用の戦術基本的概念とプランを提示し、ELGの十八番ギガCCを活用した戦術を構築した。
現在のCCを積極的に活用した本隊戦をWarAgeに提示した人物だと言える。
BSQを出し抜いてのアクセル襲撃。渓谷にB本隊を抱えてのギガCCへの機動。
彼が最初の頃にアルター集合をかけた頃は半信半疑の物が多かったろう。
それが今では、両軍の間であたりまえの事となっている。
ISH再実装時にも実装翌日に、ISHを利用した陽動作戦を行い瓦礫に布陣するB本隊に対し
トラ方面から先行で牽制をかけ、本隊はU字へ渡河。
瓦礫に布陣しトラCCを向くBSQへU字から突撃をかけ大勝利を得た。
BSQも寸前で気づくものの時既に遅し、軍の方向転換すらかなわず一方的に突撃を受けた。
その後1週間BSQは、わらいELGの動きを捉えることに苦慮し棒立ち壊滅を繰り返し、この魔の1週間は伝説となった。
個人的な意見を述べると、ISHを即本隊戦へと組み入れ初見で完璧に使いこなした手腕は驚きの一言だった。
これまでの指揮経験からなせた技だろう。勿論成功の裏にはELG本隊の積極的な協力も忘れてはならない。
この素早いISHの導入により、Eのみならず両軍の間で高度な攻防が展開されるようになり
彼の指揮を中心に、あっという間にISH活用のノウハウとマニュアルが完成して行った。
CCアルター修正時とISH再実装時の活用方法とその証明(勝利)は、D鯖本隊を一気に飛躍させた。
この時期彼は間違いなく両軍が切磋琢磨し本隊戦が昇華していく中の中心人物だった。
・総見寡兵と劣勢下でも戦える数少ない指揮官。
前状況の活用、連戦時の早い決断能力。
つまりは『戦いの主導権を握る事』これが、他の優秀な指揮官達と比べ彼が抜きん出ている点である。
これがCCを積極的活用する先見性にも繋がったのだと考えられる。
だが、奇襲()笑ほどではないが小細工を弄す性癖があり、ELGの高い士気に強く依存する作戦プランも見られ、なにより勝敗に強く拘る性癖が異常に肥大する場合も見られる。
アクセル奇襲や、超持久戦、HR奇襲、変則布陣は当然批判を伴う。
長期にわたって指揮を続けた弊害だ。
しかし長期にわたってELGで大権を発揮したemanonは、後進に優秀な指揮官を何人も輩出した。
彼の長期間にわたる指揮の間に、BSQに有望な新人指揮が出ているが半面ELGは新人指揮すら居ない。
最後に、指揮を何より偉大たらしめるのは、その結果である。彼はその点においては十分だ。
長年指揮を執った彼の指揮の交戦回数は、おそらく900回(d300*y3)~1000回前後。この中で敗北は20前後だ。この勝率は異常と言える。
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